ウナギイーターの憂鬱

 

 


実は日本に入っている鰻の多くは中国産なのだ。
というのは大概の人は知ってるわな。

では日本産と中国産の区別できますか?
大抵の人は食えば分かると思うが。

日本産:皮が薄い
中国産:皮が厚い

これが最大の違い。

多分環境による影響だろう。

(追記:日本産ウナギは日本近海のもの、中国産ウナギはヨーロッパウナギを使っているそうです。
掲示板でのご指摘ありがとうございました。)

はっきりいうなら日本産の鰻のほうが俺は旨いと思う。
味が違う。間違いなく。
そりゃまあ日本人だからそう思うのかもしれないがさ。

なら貴様国産以外食うなよとかいわれると、大概安い奴は
中国産
なので年に一度食えるか食えないかになってしまう。
…俺の安月給じゃな。

ビタミンAやらBやらEやら鉄分やらカルシウムやら、
亜鉛やらDHAやらEPAやらと、大抵の身体にいいとされるものを含む鰻。

ただ脂肪が多めなので気をつけたほうが良いかも知れん。
特にカロリーの割にコレステロールが高め。

ところで土用の丑の日に鰻を食べるってのを流行らせたのは、
あの平賀源内である。そこそこ前に時代劇にもなったな。

鰻屋が売上伸ばそうと知恵借りたわけだ。

ただまあ、実際栄養価高いし夏ばてには間違いなく効果ありなので
嘘でもないんだがな。

しかしま、平賀源内も未だに土用に鰻を食ってるのを見たら
さすがにちょっと呆れるだろうなあ。効果あるから良いんだが。

それはさておき、あまりの日本人のウナギイーターっぷりが大変な事態を
引き起こしつつあるので笑えない。

鰻の養殖は現在のところシラスウナギという幼生をゲットして
(相当値段が張る)それを育てるというやり方しかない。

その幼生を乱獲したため漁獲高が減りつつある。

そのうち、中国産の鰻も俺の給料じゃ食えなくなる時代が来るかも
しれない。

ちなみに鰻は、マリアナ海溝付近で産卵を行うと言われている。
言われているというのは、誰も確認したことが無いからだ。

それでは人工養殖は絶対出来ないのか?

…んなこたーないんだな。

水産総合研究センター養殖研究所で、ついに卵からシラスウナギまで
育てることに成功したということだそうだ。

ウナギスキーの未来は明るい

明るいが…、将来食通がこれ見よがしに鰻は天然に限るとか言い出す
んだろうな。大体今ですらそんなもん殆ど流通してねーよヴォケが。

それより気になったのは、自然界ではシラスウナギは一体何を
食べて成長しているのだろうか…。

あまりに今まで養殖が困難だったというのが気になる。
今回の養殖にも低分子ペプチド(タンパク質の細切れ)を使っていた事から
考えると、殆どのものをうまく食べられないのだろうと推測できる。

ひよっとして、親が体から栄養を出しているとか?
(そういう魚もいる。ディスカスとか)
ウナギスキーとしてはやっぱ気になるなあ。

気にならないとか言う食通には
「貴様のような奴には鰻を語る資格は無いわ!」(海原雄○風に)



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